木構造

使い継ぐ

ゆっくり建てて じっくり使い継ぐ

一般住宅では合理的な軸組工法やパネルで固める壁構造など、コストを抑えて強い建物をつくる方法が主流です。

でもほんとは木はもっと柔軟に粘り、相性のいい他の材とも助け合って力を発揮することができる材のはず。経済性と合理性の世の中で、木は本来の特徴を活かしきれていない。そんな気がして、とても残念です。

木は、腐る、曲がる、折れる。でも、他の材に比べ、軽く、加工しやすく、何より育てることができる材。これを大切に使い活かすことで先祖たちの知恵や、私たちの文化を永く緩やかに後世に伝えることができる。豊かで、人間のスケールに合った営みを続けることができる。そう考えます。

ゆっくり建てて、じっくり使い継ぐ。 そんな建築を目指したいと思います。

残したくなるものになっていく

例えば伝統的な民家を継ぐことに共感する。民家を残す。それは「古い」からではなく、「素敵」だから。

残したくなる価値があるから。建物から滲み出る空気に、暮らしの知恵や工夫が含まれてる気がする。まだ使えるなら、ぜひ使いたい。現代の暮らしに合うよう、少し手をいれて。そう思う住み手を応援したい。

新たに建てる場合も、遠い将来をイメージして。ライフスタイルが変わっても、住み手が変わっても、壊してしまうのは忍びないと思われるものをつくりたい。

建て主、作り手、住み手、それぞれがそれぞれの段階で丁寧に関わることで、永く愛され、残したくなるものになっていくと思う。そんなものづくりに関わっていきたい。

使い継ぐ改修設計などの実績

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