和宗総本山 四天王寺

和宗総本山 四天王寺本坊 庭
2016年7月

念願の屋外で器プロジェクト

歴史あるお寺の庭に茶室を設え、お客様を招く。
今回の器プロジェクトは、念願の屋外です。
木陰とそよ風がありがたい気持ちのいい空間ができました。

自然と一体的な室内空間は日本建築の基本でした。
電気工具を使わず、木組みと襖や障子のパネルだけで立体が成り立つのも日本建築の知恵です。
これまでにもあった、特別ではない素材を吟味してつくりました。

木、和紙、畳、硝子。丁寧につくられた素材で丁寧に設える。
そうしてできた「人間を包む器」でのひと時。
私たちが伝えたいことが少し伝わったでしょうか?

「器プロジェクト」のメンバーもまた、決して特別ではありません。これまで教わってきたきちんとした仕事を続けていきたい。それぞれがそう願っている職人です。私たちができることはきっとまだある。伝わる人もきっといる。そう信じてこの発信をしています。茶室でなくても、和室でなくても、部屋でなくても、これらの素材や技術を活かした空間を体感して見直してほしい。創作してほしい。

私たち器プロジェクトのメンバーはそれを提案し形にすることができます。

器の土台

屋外用の架台

器の土台の水平と垂直を測る

器の土台の水平と垂直を測る

水平をとります

吉野桧のフレーム

フレームは吉野桧

ステンドグラスを装着

地窓にはステンドグラスを

器に畳をしく大江さん

上質なイ草の畳に

畳と天板とステンドグラスが組まれた器

和紙の天井と壁

掛け軸をかざる中野表具店 中野智佳子さん

夏仕立ての軸を設え

手漉きの和紙の襖と

シンプルな障子

障子と襖と天板

天板からみえる四天王寺本坊

組み上がった器

2時間足らずでぜいたくな空間ができました。


More

01

四天王寺本坊 メインプログラム
Blog

メインプログラムでは、越前から伝統工芸士をお招きして、手漉き和紙「本鳥の子」のお話を伺いました。ワークショップ、呈茶のプログラム、3日間でのべ129名の方にご参加いただいた様子をご覧ください。

02

器プロジェクト公式サイト

今回の"大阪 和宗総本山 四天王寺「客殿」にて「越前手漉き襖紙・本鳥の子」"をはじめ過去のイベントや協力メンバー、ここでは掲載しきれなかった写真などを紹介しています。

03

器プロジェクト

国産の素材と職人さんの腕が特別なものになったり、絶えつつあるのが惜しくて、誰からも頼まれてもいない「器PROJECT」を始めました。器プロジェクトの内容やコンセプトである「暮らしの間を取る小さな空間」をご覧ください。